沖縄〜 パライバブルーな季節風

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zoom RSS 目覚めたノロの証明

<<   作成日時 : 2012/03/25 22:01   >>

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 封印が解かれた古い木箱から出てきたのは、 中城間切 (まぎり=琉球時代の行政区分) 島袋ノロを任命する 1651年の 辞令書、 そして一緒に見つかった 風呂敷に包まれた ノロの衣装や勾玉など。


 昨年4月、 北中城村 島袋集落の旧家から、王国時代の ノロ制度に関連する史料 64点が見つかり 調査を進めている、、 との記事が 3月17日付の地元新聞に。



 掲載された 写真の辞令書は ボロボロです。


画像



 先の戦争の地上戦も経てきたなか、どのように護られてきたのでしょう、、


 この沖縄で、長い眠りから目覚めてくる歴史資料は、 もう、 在った! 出てきた! と いうだけでも 何倍もの 付加価値を 与えてしまいたくなります。


 よくぞ残っていてくれた と いう、 古いものを愛しく想う感情は、 広島、そして沖縄と 移り住んできたなかで、私の中に 染み入るように 育ってきたように思います。





 ところで、今回 見つかった史料の中に はてな? が ひとつ・・・



 1885年、 県令(当時の県知事)が ノロ職を任命した 珍しい文書もあった と いうのですが、、


 1879年の琉球処分後にも、まだ ノロの制度 は 続いていたのですね、、

 

 琉球処分から 廃藩置県、 土地整備、 様々な変容が進むなか、 ノロ制度は 1911年(明治43年)に 大きく変り、そして 消滅していったんだそうです。

 ただ 地方によっては、祭祀を司る神女として 現在も ノロは存在します。



 王国が解体される、琉球でなくなる、新体制になる、、 そんな混乱期、 地方のノロに出された 辞令書のどこかには、 当時の県令の 琉球への想いが込められていたでしょうか、、  


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      昭和初期のノロ (ウィキペディアから)


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コメント(2件)

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奈良にもようやく春がやってきました。桜は未だですが、梅、すみれ、レンギョウ、椿、馬酔木など一斉に咲いています。奈良は戦火を免れましたが、地中深く埋もれた遺跡はまだまだありそうです。
8年前、首里城を訪れたとき、紅型衣装の展示に感嘆していると、案内してくださった王朝装束の男性が(紫冠だから親方ですね)、紅型を守った鎌倉芳太郎先生のことを教えてくれました。その熱い話に、琉球のプライドを感じて感動しました。巡回展、楽しみです。
ままりん
2012/04/02 21:22
関西では大阪市立美術館に巡回されるんですね!
古い時代の紅型が沖縄の歴史とともに県外で紹介されるなんて、それだけで胸が熱くなりそうです。
私が年甲斐もなくホームシックに陥るのはこの季節です・・・ 春爛漫の奈良、いいですね〜
パライバ
2012/04/04 17:50

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