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zoom RSS 初公開がずらり〜 「紅型 琉球王朝のいろとかたち」

<<   作成日時 : 2012/05/19 21:32   >>

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 沖縄に住んでいても、これだけの紅型を目にする機会は 最初で最後かもしれません。
 沖縄県立博物館 「 紅型 琉球王朝のいろとかたち 」 展では、王国の崩壊後から戦前にかけて、県外に持ち出されていた貴重な紅型を一堂に公開しています。



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 紅型の 主な収蔵先は、 松坂屋コレクション、 芹沢_介美術館、 女子美術大学美術館、 サントリー美術館など・・・


 もちろん、那覇市歴史博物館 が所蔵する、 国宝 「 琉球国王尚家関連資料 」 に含まれる 王族の着衣も展示されています。



 薄暗い展示室のなか、色とりどりの花鳥が、まるで 夢の中に浮かび上がったかのようです。



 紅型の伝承に 大きな危機があったことは 「 テンペスト〜琉装・紅型〜 」 で 記事にしました。


 その時代、沖縄の文化や自然に興味を示し、研究、収集に奔走した 鎌倉芳太郎 の他にも コレクターがいました。



 洋画家の岡田三郎助の収集品は松坂屋に・・・

 江戸時代の呉服屋が始まりの松坂屋は、柄見本として 長く、まさに お蔵入りの状態だったそうです。

 そのコレクションを、戦後においては 今回 初公開!

 ですから、松坂屋コレクションは、見事に 当時のままの姿でここに現われています。



 型絵染の人間国宝 芹沢_助 は、昭和14年 紅型の技法調査のため来沖し 紅型作品を収集していました。



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 チラシの紅型は、「白地霞枝垂桜燕鳥に菊扇色紙短冊模様衣装」 19世紀の作 (松坂屋コレクション)

 苧麻(ちょま)で織られた布に染められています。




 桜もあれば、菊もある・・・  なかには、沖縄で見られるハズのない 雪が描かれている作品も・・・

 季節をとわない紅型の柄は、眼をこらして観ると 楽しいものです。


 それにこの色!  女性の心と眼を摑んで 離さなかったことでしょう・・・



 8・8・8・6 の うちなーぐち (沖縄語) で詠む琉歌です。


 七色ん染みて 布に花咲かち 肝美らさ無蔵に 着して見欲しや

 ( たくさんの色を使って 布を美しく染めあげて 心の美しい女性に 着せてみたい )


 琉球王朝時代の紅型三宗家のひとつ、城間家第14代紅型師、故城間栄喜さんの詠んだ歌です。



 この展覧会は 東京 サントリー美術館 ・ 大阪市美術館 ・ 愛知 松坂屋美術館 の 4会場を巡回します。


 
  参考 : 琉球新報 5月3日付 『紅型−琉球王朝のいろとかたち展に寄せて』 吉岡攻


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