沖縄〜 パライバブルーな季節風

アクセスカウンタ

zoom RSS 伝説のニシムイ美術村

<<   作成日時 : 2013/10/03 01:05   >>

トラックバック 2 / コメント 0

 「北森」 と書いて 「ニシムイ」
 住所としての表記はなく、モノレール儀保駅のある辺り、 儀保十字路近くの 一定の地域を指す呼称です。
 「 ニシムイ美術村 」 は、終戦後 アメリカ統治下の沖縄に存在した 美術家の共同体でした。



 戦前・戦後、各々の立場で画業を続けていた美術家が、1948年、北森にアトリエを構えだし 生活の場にしました。

 敷地入り口には、 「オキナワン・アーティスト・ソサエティー」 と 看板が掲げられていたそうです。



 アメリカ軍人向けのお土産として ポストカードや風景画を描いたり、注文の肖像画を描いたり、 生きるために描く 商業としての制作もすれば、それぞれの独自性を追及して表現する、刺激しあう・・・

 混沌の時代の沖縄のこと、 芸術家にとって 理想郷的な環境といえたのではないでしょうか・・・




 ここに出入りしていたアメリカ人のなかには、絵を描くことを教わり 一緒にスケッチに出掛けるほど 壁を越えて友人関係を保った方々もいるといいます。

 アメリカでは 過去に、その友人達が所蔵する作品を集めて ニシムイ美術村の作家の作品展も開催されています。



画像

 ≪紅い布と少女≫ 安次嶺金正(あしみね かねまさ)
       アメリカ人の個人所蔵作品 



 ニシムイ美術村の存在の期間は短かったようですが、ここでの活動が展開して 沖展やグループ展の開催に繋がっていきました。

 又、美術村で活動した作家が (当時の)首里城跡に開校した琉球大学美術工芸科の教官として 後進の指導にあたる など、沖縄美術界のすそ野が広がっていきました。



 沖縄の現代美術は ニシムイ美術村から 始まったといえるのではないでしょうか。

 そのなかに生きた画家、安次嶺金正の作品展 『 緑の抒情 安次嶺金正展 』 を 観覧しました。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
『緑の抒情 安次嶺金正展』 で癒される・・・
 陽光降りそそぐ バナナ畑のなか、大きな葉を分け入って 入り込んでいきたくなりました・・・  ザワザワと 風にそよぐ葉の音が あちこちから聞こえてきそうな ギャラリーの中です。 ...続きを見る
沖縄〜 パライバブルーな季節風
2013/10/08 23:28
沖縄に存在した美術村を伝える 「ニシムイ」展
 引き伸ばされた セピア色の写真パネルに にこやかな笑顔で納まる男たちがいます。  荒廃の様さえみせる背景をバックに、だけれど 表情は明るく、 高らかに 未来を呼び込んでいるようで 見つめながら 笑みがこぼれてしまいました。 ...続きを見る
沖縄〜 パライバブルーな季節風
2015/07/21 16:37

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
伝説のニシムイ美術村 沖縄〜 パライバブルーな季節風/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる