沖縄〜 パライバブルーな季節風

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zoom RSS ペリーの随行画家 ハイネの水彩原画 初公開

<<   作成日時 : 2014/12/01 21:05   >>

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 その原画は 46×85  挿絵のイメージしかない私の目には 大きく見えました。
 でも、広角的にとらえた風景に 群衆まで綿密に描かれているんですものね!


 約160年前、日本に開国を迫り、 更に 水や食糧の補給基地として、石炭貯蔵庫の建設を目的として、琉球にも上陸した ペリー提督率いる艦隊の随行画家だった 「ウィリアム・ハイネ」 の描いた 水彩原画。



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 原画から おこされたリトグラフや 挿絵は 目にする機会もありましたが、 見る機会など ないものと思っていた水彩原画 5点が 沖縄県博で公開されています。





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 画像は ≪琉球上陸≫ −首里城訪問からの帰還−

 1853年 6月  約200人が 首里城に強行訪問し、艦船に帰る様子を描いているそうです。

 音楽を奏でながらの行進であったために 沿道には見物人も出て、艦船に残っていた水兵達も繰り出し 丘の上で出迎えています。




 ≪ルビコン河を渡る≫

 1853年 7月  江戸湾(東京湾)の入り口付近、浦賀沖に錨を下ろし 湾の測量を始めたところ、その進行を阻む 江戸幕府の船が現れた、という様子を描いています。
 遠く、美しい姿の富士山も描かれています。

 「ルビコン河」 とは、古代ローマの シーザーの故事になぞらえ 「後戻りできない覚悟」を 言い表しているのだそう。




 ≪久里浜上陸≫

 1853年 7月14日  幕府が用意した応接所に向かうための上陸。

 江戸幕府は 約5000人を動員して迎えた様子が描かれています。




 ≪横浜上陸≫

 ペリー来航の図としては 今までに よく目にしてきた 場面です。

 1854年 3月8日  2度目の 江戸湾来航、 500人の仕官を従え ペリー提督が横浜に上陸します。

 左右に整列する仕官の間を 提督一行が進む様子を 陸地から描いています。
 海上には、数隻の艦船が 帆を下ろして停泊している様子がみえます。

 天気は穏やかで 暖かい日だったんだそう。


 そして 3月31日、 日米和親条約が締結し 日本は開国します。
 



 ≪下田上陸≫

 条約締結後、その年の6月  開港された 下田を 再び訪問する様子。

 群衆は野次馬でしょうか・・ 海岸沿いには 着物姿の婦人の姿もあるのですが、 きれいに結った日本髪がリアルに描かれていて 驚いてしまいました。





 変色はあるのでしょうが 美しい水彩画です。

 視界にあるものすべてを 忠実に描いているように思えます。

 誇張したところなど 無いに等しいのでは・・ だから、ますます 好奇心を持って見てしまいます。


 日本の歴史の変革期が 如実にみてとれるのも興味深いところですが、 琉球の、かつての風景や豊かな自然を 写真を見るように思い起こせる というのは 心が満たされる思いでした。

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