沖縄〜 パライバブルーな季節風

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zoom RSS 宜名真沖に眠る難破船〜水中文化遺産展(3)

<<   作成日時 : 2014/12/25 21:13   >>

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 822t 3本マストを持つ イギリスの大型帆船 船名 ベナレス
 1872年9月13日 香港を出航して サンフランシスコに向かう途中 台風に遭い、当時 琉球、本島北部 宜名真沖の海域にて沈没。
 乗組員18名のうち 生存者5名、打ちあげられた4体の遺体は 宜名真の浜辺に埋葬された。


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 この事実に たどり着くまでのプロセスを 過去に聴講していました

 西洋の難破船の姿を求めて、それぞれの分野の専門家が、まるで 小さなピースを探しては パズルを埋めていくかのような話は 実にワクワクするものでした。




 地元の記録と、それを裏付ける遺物・・・

 たとえば、宜名真集落のはずれの オランダ墓。



 日本に残る古文書・・・

 たとえば、薩摩にあてた 首里王府の役人の書簡。



 イギリスに残る記録・・・

 たとえば、ベナレス号の遭難を記した外交文書。



 そして、宜名真沖の海底から 引き上げられた 歴史のカケラ・・・

 たとえば、この海域で 明らかに船が沈没したことをものがたる 船体の部品。
 ワインボトルの中には、なんと コルクが残っていたのだとか・・・



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 ベナレス号は オーストラリアとイギリスを結ぶ ウールの輸送船としても就航していたのだそう・・

 「美しい最高級のクリッパー船(大型高速帆船) ベナレス号」 と 記された、当時の広告記事にも たどり着きました。


 これらの事実が 難破船の姿を浮かび上がらせます。


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         クリッパーシップ カティーサーク号模型



 船体そのものは発見されていません、その帆船は いまだ 眠り続けています。



 茅打ちバンタから見下ろす宜名真の海は 夢のように美しいのですが、水中文化遺産展が この海への意識を変えてくれました。




 ところで 「水中文化遺産展」 


 会場中央には これぞ ≪イカリソース≫の シンボルマークみたいな〜


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 ワインオープナーみたい・・  木製部分もしっかり残って貴重な 「西欧型鉄錨」
 

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 大型のイカリが たくさん展示されていて 思わず見入ってしまうのですが、赤錆色と鈍色の世界、気づけば ブクブクブクと、 まるで私が 海の底に沈んでいるかのような錯覚に陥ったのでした。


  参考: 『沖縄の水中文化遺産』 片桐千亜紀・宮城弘樹・渡辺美季 著 

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