沖縄〜 パライバブルーな季節風

アクセスカウンタ

zoom RSS 宮良瑛子 いのちの展覧会 

<<   作成日時 : 2016/05/05 16:24   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 とにかく 絵の力が強くて、そのエネルギーに 弾かれてしまいそうなほど、、
 こんなに 強い絵を描く方だったんですね。
 81才の今も 現役で、 沖縄を拠点に 創作を続けてられる 宮良瑛子さんの個展が、沖縄県立美術館で開かれています。


 この方は ウチナーンチュだと思っていました、、 それほど 沖縄を肌で感じる作品だったから。

 沖縄出身の男性との結婚を きっかけにして、初来県したのは 1969年。
 本土復帰 一年前の 1971年に 家族で 移住しています。



画像

       


 展覧会の概要には

 〜 宮良瑛子さんが どのように社会と向き合い、表現してきたのかを 振り返るものである 〜 と 記されていました。

 沖縄を描かずにはいられなかった、 と いう言葉も 聞き覚えがあります。



画像



 展覧会のタイトルは 『 Life −いのち− 』


 沖縄の 戦中・戦後、 暗い時代にも 必死で家族を守ってきた 母の姿が見えました。



 《 水 》
 沖縄のアンマー(母)が 頭に乗せた タライに水を入れて 運んでいる 画です。
 足元には 大きな水がめ、、  何度も 何度も 水を汲みに行っては 水がめに貯める、、 いのちの水。

 二の腕とふくらはぎに筋肉を蓄え、おおきな足で 大地を踏みしめて立つ 逞しいアンマーは、私には ミューズにしか見えませんでした。
 水を司る 美しい 女神のようです。



 一度 沈み込んだ沖縄を、強い精神力と笑顔で うんと 持ち上げて、支えて、引っ張ってきたんだろう 美しい人たちが 多く描かれていました。




 《 哭 》
 子を抱く母の慟哭が 額縁から溢れだしてくるので、長く 対峙できなかった、、 辛かった。
 今 思い出しても 苦しくなる。



 展覧会のタイトルとなった  《 いのち 》
 自分の命に代えてでも 子供を守ろうとするかのような 母の姿。



 耐えきれないほどの悲しみや辛さを この地で知って、それでも向かい合った 宮良瑛子さんの強さも思います。



 その強さでもって描かれた 数々の作品を 見る資格は 自分はないのかもしれない、、
 この作品を観るのには 自分は 弱すぎる、、


 少し 打ちのめされた 気分で ギャラリーを廻ったのですが、 また 作品の前に立ちたくなるのです。




 女性にとって 厳しかった時代に、沖縄女流美術家協会の立ち上げに加わり、女性作家を牽引してきた 数々の活動も紹介されていました。

 こんなに強い人がいたんだ、、 さらに 打ちのめされて、それでも 見応えのある 展覧会を楽しみました。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
宮良瑛子 いのちの展覧会  沖縄〜 パライバブルーな季節風/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる