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zoom RSS 志村ふくみ 母衣への回帰

<<   作成日時 : 2016/05/15 15:58   >>

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 こんなふうに表現するのは 失礼にあたるでしょうか、、
 まるで 屏風絵を鑑賞するように 作品に対峙しました。
 こんなに 美しい日本を 見せていただいたことへの お礼の気持ちで いっぱいになった 『 文化勲章受賞記念 志村ふくみ 母衣への回帰 』 


 1990年には 紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝) に 認定されています。


 「 母衣(ぼろ) 」 と いう 造語は、 影響を受けた お母さんへの想いが 表われているようです。



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 ギャラリーでは まず 12点の着物が迎えてくれました。
 

 12色の 無地の 紬織です。

 シンプルなだけに 紬織の風合いが よく伝わってきます。

 草木など、自然の染料だけで染められた 繊細な色合いは 作品名にも表現されています。



 たとえば、、


 《 白橡  しろつるばみ 》

 《 銀鼠  ぎんねず 》

 《 薫梅  くんばい 》

 《 天青  てんせい 》
 
 《 高麗茶  こうらいちゃ 》



 香り立つような日本語が添えられた色を 楽しみました。



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 志村ふくみさんは 滋賀県 近江八幡市の お生まれです。

 近江八幡から見る モノクロで撮られた 琵琶湖風景を背景に、 まるで インスタレーションのように 三部作が 展示されていました。



 作品名は、、


 《 青湖  せいこ 》

 《 雪炎  せつえん 》

 《 蘆刈  あしかり 》


 藍色のさざ波が たつ湖

 雪にけぶる 琵琶湖

 葦の 枯れ野
 

 さらに、 月光ゆらぐ湖面、、 夕映えをたたえた湖面、、

 涼やかな風が 吹きわたっていたような、 志村ふくみさんの原風景 琵琶湖のシリーズのギャラリー。



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 《 水門  すいもん 》



 《 水門 》 と いう作品に 足が止まりました。

 伝統的な エリ漁法の、 岸辺から 沖に向けて 大きな矢印を描くように 杭が打たれた、定置網の仕掛けが 琵琶湖の風物詩になっています。
 その杭が かすんで見える 晩秋の岸辺が目に浮かんで しばらく 眺めていました。




 染めと織りの作品を 鑑賞するとともに、 日本ならではの感性が 創作の背景に流れていて 愉しめたのは 作品に付けられた タイトルでした。


 たとえば、、


 《 常寂光寺の桜 》

 《 天蚕の夢 》

 《 風露 》

   

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  《 熨斗目 (正絹)》



 蚕や草木の いのちを頂いて 作品を創り上げているという、自然に対する ご本人の 真摯な気持ちが 紹介されていました。

 自然に感謝して 心を込めて仕上げられた 美しい作品とともに、日本の美しい風景と、情景が生み出した 美しい言葉に、幸福感で いっぱいになりました。


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