沖縄〜 パライバブルーな季節風

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zoom RSS 懐かしい沖縄よ・・ 『沖縄の工芸展』 (2)

<<   作成日時 : 2016/10/11 12:14   >>

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 奥さんが座る車椅子を ご主人が押しながら、高齢のご夫婦が 展示された写真に見入っています。
 「 ここは、、 あっ あそこよっ 」  
 「 どこだったかね、、」
 お二人は、私とは 比べものにならないほどの 込み上げる想いとともに、懐かしい場所を 駆け巡っているはず、、
 昭和10年代の 沖縄の風景を撮らえた モノクロームの写真が 壁いっぱいに並ぶ 『 沖縄の工芸展 』 の展示室です。


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 写真家 坂本万七は、日本民藝館の創始者 柳宗悦に同行して、昭和10年代の沖縄を 数多く カメラに収めました。



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 ≪ 真玉橋 ≫


 首里の城下が、 石畳が、 壺屋の街が、 糸満の港町が、 人々の暮らしが、、


 気持ちが逸って 心臓がバクバクしてきました、、 モノクロームの写真でも その色彩は しっかり描けます。


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 この石畳と 右側の ちゅらさんのお家( と されたドラマロケ地 )、当時のままです。 遥かな遠景は様変わりしましたが、、




 ≪ 金武町 ≫ を 遠景で撮らえた写真は、当時の城下町の様子が よくわかります。

 石塀に囲われた 赤瓦の屋根のお屋敷と、 この時代、まだ 藁葺き屋根の家が混在して建つようす。
 丘のすそ野には 田園風景が広がって、稲わらが積まれているようにも見えます。
 丘の頂上には 琉球松が すっくと伸びて、端には グスクらしき石積も見えるので、そこは首里城なのかもしれません。


 豊かな緑と、赤瓦と、紺碧の空が 沖縄の風景を描いていたのでしょう、、



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 焼き物の街 ≪ 壺屋の風景 ≫ では この写真、、 今も現存する 三叉路でしょうか、、
 今は風化してしまった シーサーは、この時代には 勇ましく役を担っています。


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 ≪ 円覚寺 ≫ の写真が たくさん並びます、、 七堂伽藍が カメラに収まっています!

 「 仏殿 」 の 更に 斜め後方から、見下ろすように 境内を撮らえています。(庫裡から撮った?)
 復元予定の 「 三門 」 が、 画像の いちばん奥に建つ構図で 写っています。

 左手には りっぱな 「 鐘楼 」  この中に掛かる梵鐘は 今は 県立博物館に保存されています。
 仏殿にも、今は 博物館で見られる 梵鐘が 掛けられているのが見えます。

 こんな角度を撮らえた 円覚寺を見たのは初めてです。

 王国が無くなって55年以上、、 管理はどうだったのか、荒廃は進んでいたかもしれませんが、 美しくて 立派な境内です。


 復元が待たれます、、 どうぞ 外観だけの、屋内は完全観光施設で終わりませんように、、
 いつか、 夕刻の 梵鐘の音が 彼方まで鳴り響く 心の鎮まるところ、円覚寺の境内に立ちたいものです。



 昭和10年代に、沖縄から 「 日本民藝館 」 に収蔵された、 沖縄の宝が 里帰りした 『 沖縄の工芸展 』
 古写真も満載で、純粋に 懐古趣味を満足させる 素晴らしい展覧会でしたが、 沖縄に居ては ≪ 沖縄の工芸 ≫ と いう言葉は 何のインパクトも持たず、想像力も広がりません、、 いつも身近で 実感してあるものですから。
 もっと ウチナーンチュの 懐古の情に 火をつけるような、 表題に 一捻りを と思ったのは 正直なところでした。


 

 

 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今日見てきました。こんな風にしたら、もっともっとよい展示なのに、と思う点はありましたが、盛りだくさんな内容でした。民藝館より、1点1点がゆとりをもって展示されていたので、作品に向き合うことができました。写真集を出して欲しい!って、すでに出版されていたりするのかな。調べてみようっと。
あい
2016/10/13 16:39
あいさん
沖縄の工芸品は種類も豊富で見応えがありましたね、、
こんなにたくさんの沖縄の作品、日本民藝館に行っても一度には見られないことでしょうね、、
私も 沖縄で見られてうれしかったです。
パライバ
2016/10/13 20:07

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