沖縄〜 パライバブルーな季節風

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zoom RSS ここは人類史の宝箱

<<   作成日時 : 2016/12/14 13:17   >>

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 日本列島には 38000年前には ホモ・サピエンスが暮らしていたことが分かっています。
 35000年前〜38000年前までの3000年間に ( スケールの大きさに頭がフワフワします、、) 日本全域に かなりのスピードで拡散していることは 全国の遺跡が物語っています。
 ただ 北海道ではこの年代に人類がいた痕跡は見つかっていないのだそう、、 寒いのは苦手だったのかな、、



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 ≪港川人4号≫



 約4万年前、日本列島に到達したとされる 私たちの祖先は、どのようなルートでやってきたんだろう、、
 これ以上のロマンはないだろう 話を 聴く機会がありました。


 博物館ミニシンポ 『 列島西端の旧石器文化と人類の来た道を考える 』 
 講師は 福岡県教育委員会 杉原敏之氏、 沖縄県立博物館 山崎真治氏


 西回りルートは 韓半島→日本 
 石器の形態などから 人類の移動の起源を探るお話です。



 南回りルートは 東南アジア→台湾→石垣島→沖縄本島南部

 種子島や奄美を含む 琉球弧の島々の遺跡から 人類の移動を考えます。
 聴講した内容をかいつまんで、、



 種子島では 3万4千年前の火山灰層から 日本最古級の遺跡が発見されています。
 奄美では 3万年前前後の遺跡が目立ちます。

 奄美と沖縄本島の間は 打製石器の遺物で 文化の線引きが されてしまいます。
 ここより南の 琉球弧では 打製石器が乏しいのです。



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 その代わり 沖縄では 貝器の制作や使用が確認されています。

 サキタリ洞で発見された 2万3千年前の 世界最古の貝製の釣針などの発見で、 水産資源豊富な環境に適応した旧石器人の暮らしが浮き彫りになってきました。


 南回りルートにあたる 台湾では 大型の丸っこい石器が多く見つかっています。
 ただ、3万年前を超える古い遺跡は 発見されていないため、台湾は 南回りルートの起源とはいえません。


 台湾、沖縄、、 ともに 生活道具は 島内の環境に適した材料を利用していることから、石器などの遺物からは南回りルートの実体は 見えていないのが実情でした。



 人骨からはどうでしょう、、

 日本本土のいちばん古い旧石器人人骨は、静岡県で発見された 2万年前の 浜北人の一例のみ。

 沖縄で発見されている いちばん古い人骨は 那覇市で発見された 3万6千年前の 山下町第一洞穴人。
 ホモサピエンスが この時代に日本に到達していた証です。

 次いで 今年 サキタリ洞で発見された 3万年前の人骨、 更に、2万年前〜2万3千年前の人骨の発見。
 サキタリ洞から近い港川では 2万2千年前の港川人、石垣島の白保竿根田原遺跡からは 2万1千年前の人骨。


  沖縄では 石灰岩のアルカリ性土壌が骨の成分を守るので 化石となって残りやすいのです。



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 近年、 直接 骨から計測した DNA分析で、沖縄に暮らした旧石器人は 東南アジアやパプアニューギニアに多いDNAと同じ との 結果がでています。

 港川人さんも 最近では 南方系の顔立ちで 紹介されることが多くなったと感じます。


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 サキタリ洞には 3万年前より さらに深い地層があると考えられています。
 人類史の歴史を さらに開けるカギは 沖縄にあります。


 沖縄県立博物館で は、サキタリ洞から発見された あの ≪ 世界最古の貝製釣針 ≫ も、 なんと、日本で最初に発見されて 重要文化財の ≪岩宿遺跡出土品 ≫ も、 ≪ 港川人4号 ≫ も 公開して、 人類史のロマンを膨らませてくれる 『 港川人の時代とその後−琉球弧をめぐる人類史の起源と展開 』 が開催中ですが、じっくり 時間をかけて見たくて、まだ行けていません。

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