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zoom RSS 美術館の目玉コレクション 「 夢の美術館 」展

<<   作成日時 : 2017/01/21 22:55   >>

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 「 夢の美術館 −めぐりあう名画たち−」 展  最後に足を踏み入れたギャラリーの真正面に、 サルヴァドール・ダリの ≪ ポルト・リガトの聖母 ≫ が 掲げられているようすは、まるで 祭壇を見上げるようでした。
 275.3×209.8 の大作、 正面のソファに掛けて しばらく眺めていました。


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 現代アートや 抽象絵画を見る機会が 増えてきた頃から、 なるたけ タイトルや解説を 見ないようにしています。
 ・・ タイトルを見たところで、余計に分からなくなる作品も多くて (;´∀`)


 この絵画が 宗教的な意味を含めているのは 一目瞭然なのですが、それ以外は 私には意味不明、、

 聖母と イエスを描いたにしては、 青鈍色が寂しくて 体が冷えてきそうです。

 聖母となった 妻のガラと、イエス( と いうより 可愛い赤ちゃん? ) の胸に ぽっかり空いた 空洞の向こうの空だけが、 救いのような輝きを 四方に放っています。
 イエスの胸の空洞には、どういうことなのか ちぎられたパンが 小さく描かれていました。

 描かれているモチーフのひとつひとつも 何だか虚しさを湛えているようです。

 あとで知った解説では、社会に対する 大きく深いメッセージが込められているようでした。


 筆のタッチも残してない、、 どうやったら こんなに写実に描けるのだろう、、


 ダリといわれて 思い浮かぶのは、 遥かな地平線をバックに 溶けて流れていきそうな時計が不気味な印象の絵画だけです。

 こうして対峙していると、 さすがに ど素人の私でも、 圧倒的な画力に 惹きつけられてしまいます。

 絵画表現によって ○○派と グループ分けが されますが、すべての表現を 超越するような 高い画力で 描ける自由を欲しいままにしているように見えます。
 すごい画家だったんだと、 この大作を 間近に見られた幸せに浸りました。

 
  

 「 夢の美術館 −めぐりあう名画たち−」 は、 福岡市美術館と 北九州市立美術館が 改修工事中であることから、 よほどでなければ 館外に出されない所蔵作品を 公開しているものです。



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 草間彌生 ≪ 南瓜 ≫
 北九州市立美術館


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 マーク・ロスコ ≪ 無題 ≫ 
 福岡市美術館



 自慢の所蔵作品のなかでも、 福岡市美術館のとっておきは、やはり ダリの ≪ ポルト・リガトの聖母 ≫
 そういえば、 昨年 多くの観覧者数を記録した 国立新美術館の 「ダリ展」 にも、たしか 貸し出されていました。



 北九州市立美術館のとっておきは、 エドガー・ドガ ≪ マネとマネ婦人像 ≫ 


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 どう見ても 不思議な構成は、やはり 曰くつきでした。

 ドガが描いた 夫人の顔が気に入らず、マネが切り離してしまったのだとか、、
 怒ったドガは作品を奪い返し、描き直すつもりで画布をつないだものの、そのまま 現在に至った、 と いうのが 一般的に伝わるエピソード。

 ソファにくつろぐマネは、ピアノに耳を傾けて 虚ろな瞳でこちらを見ています。  この後 とんでもない展開に、、
 まるで、映画の ワンシーンを 切り取ったような絵画にみえます。

 
 先だって、 福岡市美術館、 北九州市立美術館、 沖縄県立美術館の 作品収集にまつわる話を聴きました。
 ひとつの作品と 美術館の出逢いの話は、私にはそのまま 夢の美術館。

 印象派の時代 ルノワールから 圧巻 ウォーホルの現代アートまで、 さらには しびれるような 東山魁夷の作品、 美術館の心意気を感じる 国内外の芸術が めくるめく、 お腹いっぱいになる 夢の美術館。


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