沖縄〜 パライバブルーな季節風

アクセスカウンタ

zoom RSS タカエズトシコのしだれ桜

<<   作成日時 : 2017/04/22 23:19   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 
 桜前線は どこまで北上したのでしょう、、 
 タカエズ トシコ と いう名を ご存知でしょうか?  咲くはずがない沖縄の地に、見事な 枝垂れ桜を 咲かせてくれた人です。


画像



 2010年 1月 「 タカエズトシコ展−両親に捧ぐ 」 
 タカエズトシコが生み出した 見たこともない不思議なフォルムの陶芸作品と、その作品を最大限に魅せてくれたギャラリーは、 ただ そこにいるだけで 幸せな気分にさせてくれた空間でした。


 もう一度、あのギャラリーを巡りたい と 思えるほどの展覧会は そう あるものではないのですが、 私は もう一度 観たい、、


画像




 沖縄県具志川(現 うるま市)出身の両親はハワイ移民で、 タカエズトシコさんは ハワイ生まれの移民2世です。


 極端に小さい空気穴を残しただけの、 閉じられた壺の口が特徴的な クローズド フォームは、タカエズトシコ作品の代名詞となって、アメリカの人間国宝にあたる名誉も受けた アメリカを代表する現代陶芸作家です。




 最後に足を踏み入れた 広く 静謐なギャラリーの中央に たった1点、 そこに 鎮まって 訪れる者の自由を瞬時に奪うほどの存在感を放っていた作品は、、


 目にした瞬間、 私は しだれ桜だと 信じて疑わなかったものです、、 しかも 樹齢千年の、、

 もっとも大きな Closed Form の壺、 高さは 160pあまり、 なんと タイトルは ≪ Cherry Blossom ≫ 桜 でした。

 タイトルを知って 心が 小さな叫びをあげました。


画像

 ≪ Cherry Blossom ≫ 図録から  
 もっと柔らかい乳白色に 薄紅色の釉薬が 桜を咲かせていました。
 図録は ときに残念、、 

 

 タイトルは、窯だしされた完成品から受ける インスピレーションで 決めるのだとか、、

 その話を伺って、 釉薬が創り出した抽象絵画をみるように鑑賞したり、 自分で タイトルを考えてみたり、楽しい鑑賞をしたものです。



 たとえば この作品、 紫式部の 『 源氏物語 』 のイメージだったり、 、

画像

 なんと タイトル ≪ Murasaki Shikibu ≫

 
 シルクロードの砂漠や 夕闇のベニスの運河だったり、、 イマジネーションが湧きあがる空間でした。



 タカエズトシコさんは この展覧会の一年後、 88才で お亡くなりになりました。

 メトロポリタン美術館や スミソニアン博物館など、世界の名だたる美術館が その作品を所蔵します。
 日本では 京都国立近代美術館、 そして 沖縄県立美術館が 多くの作品を所蔵すると たしか 聞きました。

 いつか また、 あの 満開の古代の枝垂れ桜が見られるでしょうか、、 
 今も 眼に焼き付いていて 忘れることはないのですが、 あの 気を もう一度 感じたい、、

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
タカエズトシコのしだれ桜 沖縄〜 パライバブルーな季節風/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる