王様もお祈りした御嶽(うたき)
尚真(しょう しん)王の時に造られた 「園比屋武御嶽石門 」 (そのひゃんうたきいしもん) はユネスコ世界遺産にも登録されています。
国王が外出する時に安全祈願をする拝所でした。
守礼門をくぐり、目に飛び込む堂々たる首里城に気もはやりますが、左手には今も祈る人が絶えない聖地が、以外にひっそりと何百年も変わらずそこに在ります。
世界遺産の石門は、形こそ門ですが人が通るための門ではありません。
そして肝心なのがこの門の向こう側!
なんでもないようにこんもりと小さな森が広がっています。
御嶽です。
史跡巡りで教えていただいて改めて気づかされた空間でした。
自然と一体化した御嶽では、気がつけば足を踏み入れてしまっていた! って事も・・。
そんな時、私は心の中で 「おじゃましました」 など、お礼をいいながらその場を出ます。
パワースポットのブームもあり御嶽を訪れる人が増えているそうです。
今も、人々が守り続ける神聖な場所であることを心にとめて訪れたいものです。
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