末吉公園(3) 末吉宮の佇まい

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 末吉公園に入ってすぐの駐車場から末吉の杜を眺めています。
 頂上近くに赤瓦が望めます・・・   末吉宮


 末吉宮は、第一尚王統6代 尚泰久(しょう たいきゅう)王の代に、熊野権現を勧請して奉祀されました。

 日本の室町時代の中期にあたる頃に建立されていて、 昭和11年、沖縄の地方色が表われている として、本殿は国宝に指定されました。

 沖縄戦で破壊されましたが、残された礎石や資材を基に、昭和47年に復元されました。



 
 末吉公園の中、アップダウンの石段や 坂の多い遊歩道を進んで行き着く 長い石段を登りきったら 山道に繋がります。

 人の手が入ってないような山道に差し掛かったら、ちょっと心が飛んだように 懐かしくてホッとした気持ちになります。

 自然の力のなせる技でしょうか・・・


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 石畳が敷かれています・・・   熊野古道にあたる土地で生まれ育った私には、まるで熊野古道を歩いているような錯覚を覚えて、懐かしさに包まれて なんとも心地いい場所です。

 社務所を右に見ながら 脇の階段を上ったら、 公園の入り口で 遥か遠くに見えていた末吉宮の社殿がまん前に・・・

 拝殿は、京都 清水寺の舞台のような造りの上に建っていて、沖縄では他に見られない珍しい建てられ方の神社です。

 画像では見えませんが、拝殿の後ろ側に赤瓦の本殿が鎮座しています。


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 拝殿の下、石組みのアーチをくぐると、いつの間にか 御嶽に行き着いてしまいました・・・  沖縄を実感!



 琉球の時代、社寺が信仰の対象として浸透したのは ほとんど王族や貴族階級だけだったそうです。

 首里とはいえ、山深い 末吉の杜、いったいどんな方々が 険しい山道を辿って熊野権現に詣でたのでしょう・・・


 拝殿からは、眼下に那覇の街が、ここまで来た甲斐があった眺めが広がっていました。  



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