琉球王の存在感がギュッ!(4)

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 首里城内、 琉球国王の居住区である 「御内原」 を 巡って、 二階部分で繋がっている 「正殿」 に 入ってきました。
 

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 琉球らしい 螺鈿細工が施された 美しい玉座の置かれた場所は 「御差床(うさすか)」 と 呼ばれます。

 背後には 中国皇帝から贈られた 御書の扁額が掲げられています。



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 御差床 を設けた この広い空間は 「大庫理(うふぐい)」 と いいます。
 

 この空間にいると、かつて ここに存在した 「琉球国」 を 実感します。




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 玉座の向かい、御庭に面した側の 小さなお部屋に 美しい椅子がひとつ・・ 
 「唐玻豊(からはふ)」 と 呼ばれるスペースで、やはり 王がお座りになりました。

 戸を開け放すと、見下ろす御庭には居並ぶ家臣達が・・・  王の目線はこんな感じ。


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 大庫理 には 王冠 の複製が展示されていました。
 実物は、那覇市歴史博物館が所蔵していて、不定期ながら、年に2回ほど公開されています。


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 正殿一階に下りてきました。


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 こちらも 玉座である 御差床 を設けた 「下庫理(しちゃぐい)」 と 呼ばれる空間です。

 大庫理に比べて全体にシンプル・・  国王が、家臣とともに 政務を執り行った場所でした。
 玉座の背後の階段は、二階の 御差床 と繋がる 国王のための階段です。



 かつての 国王の存在を実感させる正殿は、まるで第一級の大規模な工芸品のように美しいです。




 首里城の復元については、多面的なプロセスを経て、関係者の大変な努力のもとに 再建されたことを 「NHKプロジェクトX」 で初めて知りました。

 外観も内部も、ほぼ 戦前の姿そのままに立つ 首里城は 年々 パワーアップを積み上げていて、 いつ訪れても新鮮な印象を持ちます。

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