カーミージーから 空寿崎(2)
きっと、沖縄の どこでも見られる フツーの海岸です。
その 昔から変わらない海岸が、今 少しずつ姿を変えつつあります。
だから、普通であることが とても大切になってきた 空寿崎(くうじゅざき) の風景。
空寿崎の海岸に突き出た岩礁、カーミージー は 「亀瀬」 と書くそうです。
亀 というくらいですから 岩礁の先っぽ・・・
我が家のベランダを仕切る カメちゃんの頭にも見えてきました。
「カーミージー」 にズームアップ!
波に浸食されたノッチに刻まれた 地層・・ じゃなくて、波層?? まさか ね!
美しい紋様を 残しています。
上がってみます・・
カーミージーの上には 沖縄を代表する海浜植物が茂っていました。
クサトベラ ・ アダン ・ モンパノキ・・・
見下ろした水際は、浦添市内の海だとは信じがたい美しさ・・・ さすが 沖縄!
そして 皮肉にも、ここから 西海岸道路の工事の様子が いちばん よく見えたのでした。
先端に 御拝所が おかれています。
背景との違和感は、もう 噛みしめるしか ありません。
石灰岩から掘り出したのでしょうか、美しい香炉が 潮風と波に抱かれるように 海に向かって置かれていました。
沖縄に於ける、自然と一体化した自然崇拝って こういうのを いうのかしらん・・・
神様に いちばん近い場所に思えてきました。
数年後、間違いなく様変わりしている 空寿崎の海岸ですが、海と語り合える日常は、この先も 不変でありますように・・・
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