伝説の地(4) 斎場御嶽の見学が 進化した

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 リピーターに ビギナー、 御嶽が どんな処か まったく判らない方、ハイヒールで来てしまった方。
 訪れる すべての方を ≪斎場御嶽(せーふぁうたき)≫ は、まるで おもてなしを するか のように迎えてくれました。



 2013年に物議をかもした 増え続ける見学者への措置として、 現在は、駐車場と券売所を 「南城市地域物産館」 に 移していました。
 (相乗効果もあるかな~)


 御嶽の入り口までは 約7分、 これから訪れる場所に 想いを馳せながらたどるには いい距離、 参道を往く 心持ちです。





 聖域に入る前、見学者は まず DVDのレクチャーを受けます。
 もちろん、英語や中国語のテロップも・・



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 御嶽は 琉球沖縄にとって 歴史上も 今も どんな存在なのか・・・
 大切な場所なので マナーを守っていただきたい・・・
 昔ながらの古い石畳の参道のこと、貸出し用の 靴もあります・・・




 ひたすら だらだらと受け入れていた 以前とは打って変わって、訪れる人に 意識を持っていただいていました。

 リピーターでも、改めて 真摯な気持ちで この聖域に向かい合えます。





 創世神アマミキョ が 琉球国造りの 三番目に創ったとされる 斎場御嶽。

 琉球王国時代 最高の聖域とされ、 神女制度の最高位 「聞得大君(きこえおおぎみ」) の即位式が 行われるなど、国家の繁栄を支えるための 重要な御嶽でした。




 参道の 石畳の保護が パワーアップされていました。


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 最初に現われる 拝所 ≪大庫理(うふぐーい)≫ では リアルに お参りをする方々がいました。

 レクチャーの効果なのか、撮影する方はいません。





 ≪寄満(ゆいんち)≫ は 豊穣の満ち満ちた場所 との 意味があるとか、、
 首里城では 台所を差します。

 たくさんの供物が 捧げられた場所だったのかな・・


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 ≪三庫理(さんぐーい)≫ の空間には ふたつの拝所。

 二本の鍾乳石から滴り落ちる 神聖な滴を受ける ふたつの壺の置かれた拝所。


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 もうひとつは、自然岩が創り出した 三角形の 神秘的な空間の先の小さな拝所。

 その拝所の東側は 海に向かって開かれ、久高島を望む空間でもあります。


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 史跡のなかには、久高島に向かい合う 拝所を設けた 城(グスク)や 御嶽が 多くあります。
 久高島が どんなに大きな存在であったのか 実感します。

 琉球沖縄の 成り立ちの象徴のような その光景は 今に 繋がっていて、 (一方で 米軍基地の島であっても) この 平和で穏やかな信仰のかたちが どっこい 活きている、、 太く ぶれない沖縄を 逞しく思ったりするのです。

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