紡木たくの 眩い静寂

 消え入りそうなセリフ、感情を抑えた表情・・ 残した余韻は すべて 画面の余白に漂わせて 読み手にゆだねる、そんな 抒情にあふれた 紡木たくの世界は いくつになっても かつてを呼び起こします。


画像



  『瞬きもせず』   印象的な表紙に惹かれて 一冊だけ購入した コミック完結編の その原画が、 なんと 「わたしのマーガレット展」 に 展示されていました。


 原画が どれほど美しいものか、高尚なものかを実感します。



画像




 紡木たくの プロフィールは まったく 公開されてないようですが、女性であるのは間違いないようです。


 憧れの人を 遠くから 眺めることしか出来ない 女子の心象を映したような光景は、男性には ぜったい描けないと思うのです。


 遠景の 印象的な余白は、実は饒舌で まばゆい静寂なんだと思ったりします。

 女子の心象が あふれているよう・・ 心が ツンとします。



画像


 近頃は 漫画を読む機会も ほとんどないのですが、 紡木たくの 抒情流れるような作品は 年齢を選ばず、おまけに感性を 一瞬だけでも若い頃に戻してくれます。

 現在は ほとんど作品を発表されていないよう、、 眩い作品が また 見たいです。




この記事へのコメント

この記事へのトラックバック