サキタリ洞 化石発見の 何がスゴイのか!


 「 サキタリ洞の、 約2万年にわたる 継続利用が明らかになった。  当時の人類は 一時は全滅したのでは との議論もあったが、 生活の痕跡から、資源の少ない環境で 生き延びるすべを持っていたことが立証された。 」
 大発見にあたっての 識者の談話の一部です。



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 左は 大陸系の顔の港川人
 右は アジア南東部系の港川人



 人骨は出るが 生活道具の発見が少ないため 文化が分からないとされてきた 旧石器時代の沖縄で、人々がどんなふうに暮らしていたのか、明らかになってきました。

 この洞窟で 今までに 発見された 幼児の人骨や モクズガニの爪、魚やオオウナギの骨が 3万5千~3万年前のものとされ、この地での 旧石器人の暮らしぶりが浮かび上がってきたのです。



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 さらに 世界最古 2万3千年前の貝の釣り針が、島嶼の環境で 逞しく生きていたろう 人々の姿を明らかにしました。


 興味深いのは、東ティモールでも 2万3千~1万6千年前の 貝製の釣り針が見つかっていますが、今回の方が 保存状態が良く、年代の確実性が高いのだそうです。




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 20日のサキタリ洞 大発見の記事は、2009年から 旧石器人の生活の証を 探し求めてきた 発掘チームの成果でした。


 人骨が化石となって残りやすい 石灰岩の土壌の沖縄では、 日本最古の山下洞人、 全身の骨格が発見された 港川人を はじめ、 近年も 発見が相次いでいますが、 その 発掘年表を、サキタリ洞が 少しづつ 埋めて繋げています。

 さらに 日本の旧石器時代の文化の解明に繋がる 大きな成果になると 綴られていました。



 ここで 、、 旧石器時代って いつ?

 石を打ち割った石器を 主に使っていた時代。
 約250万年前~1万2千年前頃 とされ、日本列島では 3万5千年前までに石器が出現する。
 1万6千年前以後に土器が焼かれ 縄文時代 (=新石器時代) に入る。  
 (新聞記事より)

 

 サキタリ洞から発見された 様々な遺物は、11月に 沖縄県立博物館の特別展で 公開されるとの発表もあり、 3万年を体感できるんだと 楽しみにしています。






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