超ビックリ!故郷に列島の秘密


 昭和の、紀伊半島沖を震源とする 二度の大地震を 体験している父は、 「 地震がきたら 、どこに居ても すぐ山に登れ!」 と 言っていたものです。  同時に、南紀(熊野) は 岩盤が固いとも、そういえば 言っていました。


 NHKで 放映された ≪ 列島誕生 GEO JAPAN ≫ のっけから 故郷 和歌山県 熊野地域の風景が、、 観光的にはマイナーな、 でも 私には 馴染んできた場所が 次々と映し出されるので 何事かと思ったら、 山国 日本列島が 誕生した痕跡だというのです。


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 初めて見たとき、開いた口が塞がらないくらい たまげた ≪ 一枚岩 ≫ のデカさには 笑ってしまったものでした。
 地上に現れた岩としては日本最大、高さ150m 幅500mの 巨岩は1400万年前に出来たんだそう、、


 この 一枚岩が ある 古座川流域は、テレビに紹介された以外にも そびえ立つ巨岩や、 大きな落差の地形が点在する、 今 思えば 不思議な景観を たくさん抱える 川です。


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 ≪ 天柱岩 ≫

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 ≪ 虫喰岩 ≫


 紀伊半島の南東部にも 130m余りの落差の ≪ 那智の滝 ≫ があり、 御神体 「 ゴトビキ岩 」 を 崇める ≪ 神倉山 ≫ も、いきなりの 落差の地形です。

 那智の滝も、一枚岩が形成された時期と同じ と いうことでした。


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 ≪ 那智の滝 ≫

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 ≪ 神倉山 ≫


 これらの景観を繋ぐと、紀伊半島南部に 半円が浮かんできました。

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 そして もうひとつ、 この半円を繋ぐものに 温泉がありました。

 そういえば、火山のない紀伊半島なのに 温泉が至るところで湧いています。

 生れてこの方、不思議とも思わず 身近に感じてきた温泉にも 日本列島の秘密があったとは、、


 この半円は 巨大な 「 カルデラ噴火 」 の痕でした。


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 火山が無いと思っていた 紀伊半島の沖、 深海では 沈み込んできた プレートが 紀伊半島の地下に マグマを溜め込み、 そのマグマの影響で 地盤が沈下、 陥没した地盤に沿って マグマが地上に吹き出しました。

 この カルデラ噴火 は、地球史上最大の規模だったと いうことです。


 積もった 火山灰や溶岩は 雨風にけずられ、1000万年以上を経て 残った 固い岩が、今 姿を見せているのだそうです。


 へぇ~~~ そうだったのか、、 紀伊半島!



 そして、山国となった もひとつの秘密、、

 カルデラ噴火をもたらした 地下のマグマは ゆっくり冷えて 花崗岩となりました。

 調査によれば、紀伊半島地下には 神奈川県ほどの大きさの花崗岩が埋まっているとか、、
 花崗岩は まわりの地質に比べ軽いので、1000万年以上かけて 10kmも 押し上げられ、紀伊山地が形成されました。

 ( NHK 「列島誕生 GEO JAPAN」 のうち、紀伊半島に絞って 綴っています )



 長い調査と研究の成果は、スケールの大きな話とはいえ 現実的なものでした。

 父の言葉を 思い出したのです。


 花崗岩は たしかに地震に強い岩だとか、、 でも、海域が震源の地震となれば、津波が押し寄せます。

 過去の 二つの大地震の体験は 父の教訓となって、 私の頭からも 離れることはありませんでした。

 そして現在、この地域は いつ地震が起こってもおかしくないと いわれています。

 日本列島誕生を探る調査と研究は、地震が起こりうる 将来を見据える指針でも あると 自覚した次第です。

 ・・・ そうだ タモリさん、ぶらっと 熊野に行ってくれないかな、、

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  • 大人の夏休み

    Excerpt:  和歌山県 熊野を流れる清流 古座川 から マイナスイオンの画像が届きました。  「日本の秘境100選」 や 「名水100選」 にも選定されている 清流の懐に飛び込んで楽しむ川遊び。 Weblog: 沖縄~ パライバブルーな季節風 racked: 2018-07-28 16:58