避難勧告と 避難指示と


 昨晩は眠れなかった、 台風20号情報が伝える 和歌山県南部の大雨の深刻さに 結局 朝まで テレビはついていた。
 2011年の 「 紀伊半島豪雨 」 が 頭から離れなかった。


 親族から聞いた 2011年当時の災害の様子は私の予想を はるかに超えていた。

 悠々と山あいを流れて、静かに たおやかに海に注ぐ 古座川は、ダムの放流も重なり 濁流となって 周辺の集落や河口に近い街を飲み込んでいた。 信じられなかった。

 最も 人的被害が大きくなった 那智川流域の上流にある 世界遺産 「 那智の滝 」 は、滝つぼの形態まで変わってしまっていた。

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 3年後、帰省の折に見た 南部地域の河川には、あちこちに 流木が残ったままで 災害の生々しさに胸が痛んだ。

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 のどかな古座川



 そんな 昨晩、 和歌山県南部や 神戸市の地域に 避難指示が発令された、真夜中のことだ。
 外に出ないでと言いつつも 避難を指示する、 荒れ狂う暴風雨の真っ只中だ、 真夜中だ、 よう わからん (-_-メ)


 近年 頻繁に起こる豪雨災害から ≪ 避難勧告 ≫≪避難指示 ≫ の違いを 意識し出した人も多いのでは・・



 日本の災害対策基本法において定められており 市町村長が行う、 都道府県知事が 代行することも出来る。


 避難勧告
 災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に発令。  対象住民に避難を勧めるが強制するものではない。


 避難指示
 状況がさらに悪化し、災害による人的被害の危険性が非常に高まった場合や人的被害が発生した場合に発令。  避難勧告より強制力は強い。



 ようするに 避難指示 が出されたときは すでに 被害が発生している。 ようするに もう 遅い。 

 おまけに 避難勧告 の、 避難を勧めるが 強制しないという 中途半端さは 責任逃れの上にある文言に聞こえる。



 避難勧告 → 人的被害が発生する可能性が高まった場合  
 避難指示
 → 人的被害の危険性が非常に高まった場合


 これ、人的被害を想定すれば、一刻の猶予もならないほどの事態であることでは どちらも同じだ。
 
 紛らわしい表現を省いて、 避難勧告の一行を 避難指示に置き換えて、 強い強制力で 早めの避難を促せばいい。


 避難のタイミングを推し量ることの重要さは、近年の災害が こんなに教えてくれている。



 一歩先を想定して 安全対策をとるって 出来ないものなのかな?  憲法の基だしな・・
 事が起こって 状況を見定めた後でないと 判断できないのかな?  行政って めんどくさいものなんだな・・

 そうして 忘れてはいけなかった、 災害の緊急事態を いちばん察知出来るのは 地元民の私たちだってこと。
 避難のタイミングは 自分で考えて決めるってことを!


 

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