驚異の写実 ホキ美術館の作品が観たい!


 美術館といえば 作品鑑賞はもちろんのこと、 建物や 展覧会が創り出す異空間に身をおいて 体感することも楽しみ方のひとつです。
 なかでも ホキ美術館 は、さらに 作品収集のコンセプトも 他とは一線を画す、世界でも ここだけの美術館といえます。


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 沖縄県立美術館でスタートした 「 驚異の写実 ホキ美術館名品展 」  鑑賞に先立って ホキ美術館館長も登壇する講演会に参加しました。


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 美術館の成り立ちや 不思議なフォルムの建物のこと、 コレクションのこと、、  鑑賞が さらに楽しみになるお話でした。


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 地上1階、地下2階、 ゆるやかなカーブを描く 回廊型の細長いギャラリーで構成する建物は、日本建築大賞ほか、多くの賞を受賞して、 これまた 世界でも ここにしかない独創性です。


 そのギャラリーに展示されるのは 超リアル絵画のみ。 世界でも稀な 写実絵画専門美術館です。



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 一見、 いえ、まじまじ見ても 写真と見まがう絵画、 写真との違いは?


 ひとつには カメラのレンズは単眼! 人の目は両眼!  写真は焦点以外はぼやけてしまうけれど、人の目は隅々まで 焦点を合わせて捉えることができるので 立体感まで描け出せる。

 カメラのレンズは瞬間を捉えるが、 数カ月から 数年かけて作品に向き合う写実絵画には、作家の感情や感性までも表現されていく。 

 作家それぞれの表現や感性の違いを楽しむことも 鑑賞のツボと聴きました。




 昨今、天皇皇后両陛下の 初めてとなる肖像画が公開され話題になりました。 

 描いたのは 野田弘志氏。 


 その肖像画の制作を追った ドキュメント番組が、過去に放映されていました。

 常に 国民に寄り添う、と いうことに心を砕いていた 両陛下の お人柄まで表現したいと、長い時間を掛けて肖像画に取り組んでおられました。 ( 両陛下の肖像画は 現在 宮内庁三の丸尚蔵館で 今月21日まで公開されています )


 「ホキ美術館 名品展」 では 野田弘志さんの作品も 観ることができます。


 日本を代表する 最高峰の写実画家の作品が、 ホキ美術館を代表する 秀逸の作品が、沖縄で観られるなんて、、
 じっくりと対峙する心持ちで出掛けようと思っています。



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