「 現代彫刻展 」は 自然空間


 沖縄県立美術館のエントランスです。( 今まで たくさんの美術館ネタを記事にしましたが、このカットは初めてかも )
 ひとすじのスポットライトが、ここだけ 別空間を創り出していました。


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 近づくごとに お寺の御本尊のように思えてきたんだけど、、 御本尊は 羊!?


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 展覧会によって 全く違う空間を創り出してしまう美術館の面白さ、ここは こないだまで 「 ジブリの大博覧会 」で エライことになっていたんですが、、



 「上條文穂と波多野泉 現代彫刻展」 二人の現代彫刻家の作品展です。
 ちなみに エントランスの羊は 波多野泉作 ≪ 鼓(追想)≫ 



 まずは 上條さんのエリア・・

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 ギャラリー内は キャプションが見当たりません。 作品リストは あえて見ないでおこ!


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 紙? 束になった紙がびっしり。 木、土、紙、 考えたら すべて自然素材。
 土に鼻を近づけてみたら、乾燥した土の匂いが 一瞬 また違う場所に連れてってくれます。



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 立てられた白い作品からは小さな葉っぱが出ています。 眺めていたら 故郷の「 那智の滝 」が浮かんできました。 水も感じます。


 何を表現しているのか分からないんだけど、究極の自然の中にいるのは間違いないようです。 気持ち良かったもの♪




 素材や手法、表現も違う 2人の作家さんの作品が、グラデーションのように いつの間にか融和して、ギャラリーの なんて温かいこと。



 波多野泉さんのエリアです。

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 県立美術館の10周年記念展で、いちばん印象に残っていた作品に また 逢えました。 今回は 写真も撮れた♪

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 この存在感、しばらく眺めていました。

 主な素材は 脱活乾漆だそう。 真っ先に 興福寺の 阿修羅像を思いました。

 リアルのための技法というより、その人の存在感をリアルに表現しているようで、いい塩梅に誇張されている立像は 現在の仏像でもあるのかな、、 故人となられた画家 真喜志勉さんへの オマージュを感じるようでした。


 現代彫刻展 とは銘打つものの、自然の素材、古い技法を使った表現、優しさを感じないわけがないギャラリーで ほっこりなひと時を過ごしました。





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