玉冠を観に


 首里城の火災では 多くの文化財も焼失しました。
 黄金御殿(くがにうどぅん)には、色彩も鮮やかな 「 江戸上り行列図 」など、組踊300年記念の特別展に関連の資料が展示されていました。
 11月7日時点の情報では、展示中だった資料を含む 約500点が焼失したようです。
 
 正殿の大庫理に常設展示されていた 「 玉冠(たまのおかんむり)」の複製も焼失したといいます。


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 正殿に展示されていた 複製の王冠



 実物の 国宝の玉冠は、現在、那覇市歴史博物館で公開されていました。

 様々に想いを馳せながら 玉冠を観に 歴博を訪れました。


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 この部屋が、国宝「 琉球国王尚家関係資料 」を展示するための 特別展示室。 展示替えをしながら、常に 国宝を公開しています。
 小さなスペースですが、琉球のお宝を ギュッと凝縮させた 濃厚な展示室です。

 いちばん奥に 「 玉冠 」が展示されています。(部屋・資料ともに撮影が出来ました)

 金・銀・珊瑚・水晶・めのう・琥珀・軟玉、7種の玉が縫い付けられた 美しい王冠です。



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 衣装は3点、ピンク地、黄色地の美しい衣装に、これぞ、琉球のお姫様のお召し物! と 思いきや、キャプションには 「少年用」と!
 これが 少年用なら 少女のはどんなよっ! と ツッコみたくなる艶やかさ・・ 驚きの新事実でした。


 歴博の企画展示室には、首里城公園所蔵の絵画も展示されていました。

 首里城の寄満(ゆいんち)と 南殿にあった所蔵庫の資料は 無事が確認されています。
 時空を超える貴重な資料に、改めて 感慨を深くしました。

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