テーマ:博物館

琉球の偉人 ≪ 朝薫踊り、順則詩う ≫

 「 朝薫踊り、順則詩う 」 このトピック展示のタイトルが、まず 斬新で カッコよくて、ハートを射抜かれてしまいました。  そして展示資料、なかなか お目にかかれない 大好きな肖像画の本物を 思いがけず目の当たりにして、鳥肌が立ちました。  朝薫 とは 「 玉城朝薫 (たまぐすく ちょうくん)」 組踊を生みました。  …

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組踊300年

 沖縄には、かつて「琉球 」という一国であった歴史を 今に受け継いでいる伝統が 数多くありますが、 芸能といえば ≪ 組踊 ≫ が 筆頭に挙げられます。  2010年には ユネスコ無形文化遺産に登録され、大切な伝統芸能を継承するための裾野が広いことも実感します。  組踊の始まりは ちょうど 300年前の1719年、首里城…

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数奇な運命をたどった絵画

 那覇市出身の女性が ワシントンD.C. で入手した、 いかにも沖縄らしい風景画は、1963年当時の 西銘順治那覇市長から、 第3代 キャラウェイ高等弁務官に贈られた絵画でした。  昨年度、沖縄県立博物館・美術館に寄贈され、アメリカ統治下の沖縄を物語る 歴史的な背景と価値から 博物館の所蔵となりました。  現在、沖縄県立博物…

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なんてカッコいい 旧円覚寺仁王像

 バランスが良くて 迫力に満ちた、ホントにカッコいい お仁王さんです。   琉球王家の菩提寺であった 旧円覚寺の総門に祀られていた 金剛力士像。  残念なことに 沖縄戦の戦禍で 粉々になってしまいました。  沖縄県立博物館が、この仁王像の情報を募っていると 過去に綴りました。  あれから 2年、仁王像の復元に向けたプロジ…

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土偶に逢いたい 「縄文と沖縄」展

 ” 縄文 ” と聞くと、なにか温かみを感じます。 そして すぐ、焦げ跡の付いた 重そうな土器を思い浮かべます。 次に ユニークな形の土偶が思い浮かびます。 イメージする 縄文時代の直球が 今、沖縄県立博物館にお目見えしています。  沖縄では なかなか目にする機会のない、縄文時代を象徴する ≪ 火焔型土器 ≫ や ≪ 土偶 ≫…

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1500km ヒスイの来た道は

 昨今は縄文ブームなんですね、 火焔型土器や土偶の造形を、今までにないほど 目にする機会が多くなりました。 夏に開催された 東京国立博物館の縄文展には30万人以上の来場者があったとか・・  こちら 沖縄の縄文時代は、 大きく 貝塚時代と 纏められることもありますが、 南城市のサキタリ洞で出土した 8000年前の押引文土器から …

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朝鮮国王から琉球国王へ

 琉球国と朝鮮国、 ともに中国の朝貢国であった 二つの王国の外交を伝える資料が 沖縄県立博物館に常設展示されています。  朝鮮国の イ・ユンから、 琉球国 尚真王に宛てた書簡 「 朝鮮国書 」 の複製です。  イ・ユンは 李朝10代王で 「 燕山君 (ヨンサングン) 」 と同一人物です。  ヨンサングンといえば、韓…

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芭蕉布を科学する

 恩納村 谷茶の丘の上、 こんな絶景が日常にある OIST (沖縄科学技術大学院大学) のトンネルギャラリーで開催していたのは 芭蕉布の展覧会でした。  近未来的な空間の天井からは 年代物の芭蕉布の着物が掲げられ、ユニークな展示です。  展示資料の昭和初期の書物は、人間国宝の染色工芸家 芹沢銈介が…

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木彫りの野鳥と羽

 羽根・・   木です、 木彫でした ( ゚Д゚)  この羽根は手にすることが出来ました、 持ってみても フッと 一息で 舞い上がりそうに軽いのです。  カワセミの羽根、 一枚一枚が ジュエリーみたい。  鈴木隆さんの バードカービングとフェザーカービングの作品展 におじゃましました。  ギャラリ…

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沖縄の野球史はこんなに熱い!

 沖縄は 夏の全国高校野球 地方大会の真っ最中。  100回を迎える今年、 どの県でも 大盛り上がりをみせているでしょうか。  沖縄では 県立博物館で トピック展示されている ≪ 高校野球展 ≫ が、今 ちょっとした熱い旋風を巻き起こしています。  沖縄の高校野球年表から ピックアップしました。 …

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下世話な話ですみません

 2016年8月 「 開運!なんでも鑑定団 」 に登場した 六曲一双の屏風が、今、沖縄県立博物館の 「 新収蔵品展 」 に お目見えしています。  ≪ 竹林七賢人屏風図 ≫ 作者は 山田真山 (1885∼1977)  東京美術学校 (現・東京芸術大学) で学び、高村光雲の教えも受けた 彫刻家で…

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ふるさとの歴史

 出身地 和歌山の歴史に ほとんど目を向けた事がなかった過去を反省しつつ、ようやく ここにやってきました。  和歌山城のお隣に建つ 和歌山県立博物館。  同じ敷地内の近代美術館とは 2 Fのデッキと地下で繋がる ユニークな建物は 黒川紀章氏設計デザインで、1994年に開館しています。  外…

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カッコいい? かわいい? くちばし総選挙

 5月10日~16日 愛鳥週間にちなんで 野鳥が勢ぞろい、 沖縄固有種や 飛来してくる野鳥たちです。  ≪ くちばし総選挙 ≫ と 銘打ったミニ企画に 盛り上がりをみせていた 沖縄県立博物館のエントランスです。  くちばし自慢の鳥たちをエントリーさせたんですって、、 こんなに まじまじと鳥を見つめるって、確かに はく製でしか…

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日本最古の( ゚Д゚) 顔

 少し 受け口ぎみでしょうか?  つぶらな瞳が印象的な キュートな顔立ちです。  全国的に紹介されているといいな~  石垣島 白保竿根田原遺跡で発掘された 2万7千年前の旧石器人の頭骨が復元されました。  沖縄では 地元紙トップの扱いです。  死亡年齢が 30代~40代前後の男性、 縄文人や中国南部、東南アジア…

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尚こう王、尚育王の御後絵 公開中

 お顔立ちは さすがに親子、 よく似ていらっしゃいました。   17代 尚灝 (しょう こう) 王は 1804年~1834年、18代 尚育王は 1835年~1847年に亘って 琉球王に就いています。  2015年 4月、尚育王の 復元された御後絵の公開の記事を ブログに綴りました。  それに次ぐ 尚&…

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オフシーズンは ないね 美ら海水族館

 沖縄初上陸の甥っ子、 観光の第一希望は やはり ≪ 美ら海水族館 ≫ 外せません♪  チケット販売所のフロアから見下ろしたら エスカレーターにも この行列。  一月下旬の寒い日ですが、沖縄には もう 夏も冬も ありません。  特徴ある伊江島を望む風景は 心を躍らせます。  真っ青に輝く ラグーンを見…

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倭寇を侵入させない城の話

 沖縄には ≪ グスク ≫ と 呼ばれる 数多くの 石積み建造物がありますが、 今回 倭寇対策のために 設置された城にスポットをあてた話を 聴く機会がありました。  講題は 「 倭寇対策の城 」  倭寇 = 海賊 = 日本人 ?  倭寇は、普段は海を介する商業集団ということでした。    ・・図巻に描…

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この方 ご存じないですか?

 沖縄本島においては 古い時代の お仁王さんを見ることは叶いません、 先の戦争が 絶ってしまいました。  このパネルの仁王像は ≪旧円覚寺≫ に安置されていました。  戦後の瓦礫の中から収集された 写真の 白い部分だけが 現在 沖縄県博に保存されています。  説明文によると、 琉球文化遺産集積・再興…

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家にいては もったいない

 沖縄にも 遅い秋が ようやく 訪れました。  冷んやりとした外気が サラリと肌を撫でて、紫外線すら心地よくなりました。  空気も澄み切っているのでしょう 、11月3日 6時30分の明けの空。  昼の公園にも 人が戻ってきました。  今日、文化の日 晴れ☀  家の中にいてはもったい…

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10周年 おめでとうございます

 11月1日 ≪ 沖縄県立博物館・美術館 ≫ は 開館10周年を迎えました。  10年と少し前、 大きなショッピングエリアに挟まれた 広い空き地の工事は 博物館の建設 と 知った時、空に向かって叫びたいくらい 歓喜したものでした。  せちがらい社会、 次から次へ 目の前に現れる 小さな悩み、 けど、これみな ごく当たり前の日常…

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アッカンベー シーサー

 首里城正殿の欄干には、それはそれは可愛いシーサーが 擬宝珠のごとく 華を添えているのですが、それが 「 アッカンベー 」 と、失礼極まりない表情で 来客を迎えているのです、、、 と、 ずっと 思っていました。  王墓 ≪ 玉陵 ≫ を 護っている 三体の獅子のうち、 左右の二体の複製が、 最近、沖縄県立博物館…

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美しかったろうな 100年前の沖縄 (2)

 大きく引き伸ばされた 100年前の沖縄の風景写真が 並ぶ 「 ウィルソンが見た沖縄 」 の展示室内は、まるでその風景を 実際に 眼前にしているような 錯覚を覚えます。  モノクロ写真ではあっても、くっきりと鮮やかな 100年前のその場所は 隅々まで手に取る様です。  那覇港を背景に撮った 垣花の街並み  遠く、海に向かって伸…

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ウィルソンが見た沖縄 (1)

 写真を見たときは この風景が 沖縄とは思えなかったものです。  天を突き刺すような どこまでも伸びやかな大木は 「 リュウキュウマツ 」  松に 沖縄のイメージを持ったことはなかったです。  そう、こんなふうに どんどん忘れ去られていく、 かつての、100年前の沖縄の風景を、写真で見せてくれる展覧会が始まりました。 …

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博物館の70年を大公開

 戦禍をくぐり抜け 守られてきた資料や、 混沌の中にも蒐集されてきた資料から スタートを切った 沖縄県立博物館の70年が ギュッと詰まった 企画展 「 博物館 70年のあゆみ 」 が 開催中です。  すべてが 沖縄県民のお宝、 そのお宝と 博物館のチカラと魂を 拝見!  「 博物館70年のあゆみ展 」 は 「 新収蔵品展 」 と…

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初公開の首里城は鳥肌もの

 高さ 1.7m  幅 3.07m  奥行き 2.34m   見事な完成度に 放心状態で しばらく眺めた展示資料、、 沖縄県博で 初めて見ます。  なんで 今まで 展示されなかったんだろう、、  沖縄県立博物館企画展 「 博物館70年のあゆみ 」 展 に展示されている ≪ 首里城正殿模型 ≫ …

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ヤオトンと 赤瓦の二階建て民家

 行ったことも 住んだこともない場所なのに やたらと気に掛かり、 その情報が欲しくて アンテナを張り巡らせたり、 セッセと検索する ってこと、 覚えのある方がいますか、、  不思議な懐かしさを感じて、 胸がときめく風景が ふたつ あります。  ひとつは 中国内陸部 黄河流域に広がる 黄土高原の環境から生まれた 独特の住ま…

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27000年前の日本人

 昨晩の 「 報道ステーション 」 で 大々的に 紹介されてましたね、 もちろん 今朝の地元紙でも 当然 一面トップで 大きく扱いました。  石垣島、白保竿根田原洞穴遺跡から 発見された 27000年前の ≪ 白保4号人骨 ≫さん、 ご本人に 逢いに行ってきました。  「 沖縄県立埋蔵文化財センター 」 で …

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300年前の首里城下へようこそ

 大きく引き伸ばされた ≪ 首里古地図 ≫ のパネルの前では 皆さん一様にしばらく足を止めます。  だって、現在の住宅地図ではと 見まがうほど 詳細に描かれた、まさに 300年前の首里城下の住宅地図です。  この地に縁のある人なら なかなか 目を外せないだろう リアルな地図です。  沖縄県立博物館 「 琉球・沖縄の地図…

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時空を超えて沖縄がみえる

 ≪ 時空を超えて沖縄がみえる ≫  この キャッチフレーズが冴えてて、そのまま タイトルに頂きました m(__)m 展示資料が膨大で こんな 稚拙なブログには 抱えきれません、、 ほんの一部ですが ご紹介! 展覧会は 沖縄県立博物館 企画展 「 琉球・沖縄の地図展 」  会場に入ってすぐ、 のっけ…

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梵鐘の音色 響く博物館

 ごぉ~ん ~~~  胸の奥まで 響いたように感じました。  キョロキョロと 音色の出処を探す方もいます。  梵鐘の音色が響く 博物館の展示室を 想像してみて下さい。  沖縄県知事の記者会見などで、 知事が よく背にしている 書の屏風を 思い出せるでしょうか?  書は、国指定重要文化財 ≪ 旧首里城正殿鐘 …

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