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zoom RSS 北斎が描いた琉球(2) 「波の上宮」

<<   作成日時 : 2013/05/14 23:20   >>

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 葛飾北斎が琉球を描いた木版画 『琉球八景』 のうちの一枚
 「 筍崖夕照 (じゅんがいせきしょう) 」


 中国からの冊封副使 周煌 がまとめた報告書の中の挿絵をもとに 北斎が描いたものです。
 那覇市若狭、波の上宮と護国神社が描かれています。

 現在の波の上宮周辺は、 崖の下に 人口ビーチが造られ 遊歩道が巡っています。

 けれど この画、うれしいことに、頑張って昔の姿を とどめている現在の神社の境内の様子が見てとれます。



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 右手に護国寺を見ながら 一の鳥居をくぐって・・・  その昔、階段は無かったのですね!
 坂を上り詰めて、石組みの門をくぐって拝殿へ・・・ 切り妻造りの社殿が三棟並んでいます。



 戦前、沖縄の貴重な歴史資料を残した 鎌倉芳太郎 が撮った写真に、波の上宮の社殿を取り囲む石垣と、石組みのアーチ門の写っているものがあります。

 北斎の版画により近い光景が残されていました。

 けれど本殿は、この頃すでに 現在と同様に 一棟でした。




 そして沖縄戦・・・
 二つの鳥居を残した以外、全て廃墟となった波の上宮の写真を見たことがあります。



 下の画像は波の上宮の境内で見られる戦前の神社の姿です。
 北斎の描いた崖の上の神社の風情がよく残されています。


画像




 埋め立てが進んだとはいえ、独特の景観は 今も 目を引きます。


画像


 

 そうそう、冊封使 周煌 がまとめた報告書の 「球陽八景」 は 線描きで 色は施されていません。
 北斎の 「琉球八景」 、 鮮やかに残る色彩は、北斎が乗せた、まさにオリジナルです。
 

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