沖縄〜 パライバブルーな季節風

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zoom RSS 佐喜眞美術館は ぶれない

<<   作成日時 : 2013/07/07 22:30   >>

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 とてもコンパクトだけれど、私は ここの美術館としての佇まいが 好きです。
 宜野湾市上原 にある 私設の 佐喜眞(さきま) 美術館


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 手入れの行き届いた前庭の左手には、館長のご先祖の 大きな亀甲墓が 季節の草花に囲まれて在り、これも まるで美術館の一部のようです。


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 ドアを開けて、エントランスロビーはすでにギャラリー。

 ロビーの椅子に腰かけて アート作品と 光が降りそそぐ庭を愛でます。
 解放感も感じる 爽やかな 鑑賞空間です。




 展示室は三室 並びます・・・  それぞれの境界の大きな扉を 開け放して いちばん奥のギャラリーが見渡せます。

 真正面には、常設展示の ≪ 沖縄戦の図 ≫
 この作品を展示するための 佐喜眞美術館です。


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 作者は、丸木位里・俊 夫妻。


 お二人の ≪ 原爆の図 ≫ も 大変 有名な作品ですが、共通して云えるのが、これらの作品には、描かれた現実には、ひとかけらの希望も ひとすじの光も見えないこと・・・


 辛くて、悲しくて、苦しい絵です。
 どんどん 辛くなって、とても長くは観ていられないのです。
 でも、過去に、この地の これが現実でした。




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 美術館は、米軍基地に くい込む様に建っています。

 元々は、米軍に接収されていた 佐喜眞館長の先祖からの土地でした。
 文化施設の建設を認めさせ、土地を取り戻したのが 1992年のこと、 美術館は、1994年11月に 開館しました。

 米軍基地にみる 沖縄の現実を伝え、沖縄戦の痛ましさを通して 平和への願いを訴え続けています。
 1995年には、国連が発行する、 『世界の平和博物館』 に収録されました。



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 美術館の外階段から 屋上に上ります。



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 上りきった先、視界に飛び込むのは広大な米軍基地。

 「慰霊の日」 6月23日 には、この階段に 太陽が一直線に沈むように設計されています。

 「 心を落ち着けて もの想う場 」 を どうしても創りたかった・・ 
 佐喜眞館長の想いが形になった、 沖縄には こんな美術館があります。







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