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zoom RSS 森山大道 「終わらない旅 北/南」

<<   作成日時 : 2014/02/04 16:25   >>

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 国際的な注目を集める 森山大道さんの個展が、沖縄県立美術館でスタートしました。
 こんなに大規模な個展は初めて と 聞きました。 
 ギャラリーに入る瞬間の高揚感が好きです、 どんな展覧会になっているんだろう・・・ ドキドキ♪ 



 エントランスに入ってすぐの一画、 他のギャラリーとは一線を画する作品が展示されていました。

 「第T章 起点」 と括られた 12点に写されているのは 胎児・・・
 生を受けることなく、だけど、ホルマリン液の中で 存在し続ける 胎児・・・

 まるで 今にも動き出すかのようで、小さな泣き声が聞こえてくるかのようで、口元には微笑みをたたえているかのようで、愛おしくて泣きそうになりました。

 写真展で泣きそうになったなんて初めてです・・・




 この 「無言劇(パントマイム)」 の作品を越えて、森山大道さんは 路上に出ます。


 図録に、写真を撮ることの意味 を 語っている件が掲載されていました。

 「それは、いいかえれば、社会的な実業ではなくて、個人的な作業なのです。 そして、その個人的な作業は、たまたま有名であろうと なかろうと どこか空しい作業です。 しかし、その空しさの無数の集積が、歴史における出来事と出来事の間を びっしりと埋めつくしていくものだと かりにすれば、その空しさのなかにカメラを向けて、歩きつづけて行く他ないような気がします。」 ( 記録から記憶へ 『アサヒカメラ』 )



 又、図録に寄せた メッセージのなかで、 50年をかけて覚えた 自身のカメラワークを 「通過者の視点」 と表現していました。


 通過者の視点に捉えられた、剥ぎ取られた その瞬間は、 (この瞬間は、視界に飛び込んでくる ありとあらゆる、一見 なんでもないモノ のようなんだけど・・・)   風景や生活や街角や人 すべてが、その存在が リアルを越えて、なんだか崇高なものに見えてきます。

 そんな作品群が ギャラリーを席巻していました。




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 「第X章 終わらない旅」 と 括られたギャラリー・・・

 ドーンと 大空間に 北海道と沖縄、さらに、40年前と今現在を対比させています。
 最新の 北海道と沖縄の作品は、コンパクトカメラで撮られたデジタルプリント。

 私は一気に 北海道と沖縄の、しかも 40年の時の路上を ブラブラ歩かせていただいたことになります。
 そうしたら 場所も時間も 境界を飛び越えて 混濁して見えてきました。

 40年の 時のはかなさを思ったり・・・  
 一貫してぶれない森山大道さんの視点を思ったり・・・




 那覇 国際通りの スターバックス のテラス席で、熱いコーヒーを飲みながら ぼうっと 通りや人を眺めて過ごすひと時が好き と メッセージに寄せていました。

 その姿を想像して ちょっと うれしくなりました。






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