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zoom RSS 沖縄の地層には人類の謎が埋まっている話

<<   作成日時 : 2015/03/10 21:17   >>

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 「DNAの観点からは 日本人は 単一の民族ではなく、世界中に拡がる 様々なグループの遺伝子が混ざり合っている民族だと 念頭において下さい。」
 こんな前置きから 始まった講演、 のっけから 「へぇ〜!」 

 沖縄県立博物館文化講座 『沖縄先史文化の起源を探る』 と題しての、基調講演でのお話です。




 20万年前のアフリカから 進化を始めた ホモサピエンス、 日本列島には 約3万5000年前に到達したとされる 人類の移動の話、 更に、発見されている石器の形態から 人の移動を ひも解く話。

 壮大なスケールのお話は 東北芸術工科大学 安斎正人教授。





 過去10万年間の地球は、 氷河期など 寒い時期と、温暖な時期の 気候変動を繰り返していた。


 約2万年前の厳寒期には海面が低く、シベリア 樺太と 北海道は地続きだった。

 この時期に、北から 多くの人が 北海道に入ってきたのではないか・・

 黄海や東シナ海にも陸地が広がっていて、大陸からも 列島に移ってきた人達が いたのではないか・・


 更に、寒さから逃れて、北海道から本州に渡った人たちが いたかもしれない。

 そして、大陸から移ってきた人々と 列島で出会う・・・ 



 遺伝子は混合され、文化も融合する。

 そして その地の環境に適応した、石器などに象徴される 先史文化が 新しく その地に生まれる・・・





 私には ムツカシイ内容ではありましたけど、私達の遠い祖先が この地で 活き始めた頃のイメージが描けて、 聞けば なるほど!  面白いお話でした。






 沖縄の先史文化は?

 ( ちなみに トップの画像はアジア南方から渡ってきたと想定される 港川人。 アボリジニ系の顔つきに復元されています )


 分かりやすくお話下さったのは、沖縄県立博物館  山崎真治学芸員。




 沖縄では近年、南城市 サキタリ洞で 重要な発見が相次いでいます。


 14000年前の石英の石器
 20000年前の貝器


 この二つの地層の間には 鍾乳の層が認められていて、 この頃、沖縄にも 大きな環境の変化があったのではと 考えられるのだそう。



 しかも、県南部 南城市 サキタリ洞で発掘された 20000年前の貝器に使われた マツヤマワスレは、九州以北で獲れるもので 現在の沖縄にはない貝です。


 その頃の沖縄は 南国リゾートの気候ではなく、寒冷の海だったようです。

 復元されている 港川人さんは 裸なのですが、ずいぶん寒い思いをされていたのかもしれません。




 沖縄で発見された貝器は 多様な使われ方が認められています。


 サキタリ洞の貝器について、 

 石器の代わりとして利用されたのだろうか・・  
 島の環境に適した独自の文化として発達したのだろうか・・


 どういうきっかけで生まれてきて、どう利用されてきたのか、まだまだ 解明の必要があるとのお話でした。



 私には、遥か太古を甦らせる スケールの大きなムツカシイお話でしたが、 沖縄の地層には 人類の謎を解き明かす未来が、まだまだ埋まっていることは 実感できたのでした。

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