イノーは楽園! 大渡海岸 


 かの ジョン万次郎、 アメリカから 帰国の際、この海岸に漂着・・・ とされていますが、 実際は その漂着は 装ったようです。
 当時、日本は鎖国の最中でした。  琉球に漂着! は、帰国し易い 道筋だったのかもしれません。


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 ともあれ、 嵐に遭い漂流していたところをアメリカの捕鯨船に助けられ、10年をアメリカに暮らし、帰国後は幕末から明治の外交に尽力した 数奇な運命の持ち主、ジョン万次郎こと 中濱萬次郎 は、帰国に際し、この海岸に漂着しました。




 糸満市大渡(おおど) 大渡海岸

 地元では、ジョン万次郎に因んで ジョン万ビーチ とも呼ばれています。

 の~んびり 島時間で いつまでも眺めていたい イチャンダビーチ(無料の穴場ビーチ) です。



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 この海岸、ビーチといっても 本島西海岸に見られるようなリゾート色はありません。

 ビーチのサンゴは粗いし、岩場はゴツゴツ歩きにくいし、無料駐車場完備ですが、施設は小さなトイレと有料シャワーだけだし・・・


 それでも、ここに行きたいと思うのは、人の手が加えられていないビーチの景観と、いつも穏やかなイノー(礁池)の美しさと、何より、ひとたび海に入れば楽園が広がっていることです。


 イノーとはいえ 海底は起伏に富んで、サンゴと熱帯魚が驚くほど豊富で、パライバブルーの海の中は 色とりどりに溢れかえっています。

 手軽なシュノーケルで 十分に楽しめるのも いいところ!



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 マル秘情報をひとつ・・・

 海に向かって左、空地の駐車スペースを貫けて 海岸の方に降りていきます。
 浸食された岩陰に沿って水際を進むと 拝所があります。

 そこには湧水の井戸があり、その湧水が イノーの一角に流れ込んでいます。
 干潮時だけ姿を現わす その一角は 真水に満たされています。
 天然シャワーです。

 限られた時間だけ 自然のお裾分けに預かれます。
 このお裾分け、意外とベテランダイバーも知らないかもしれません。


 と、いう訳で、大渡海岸までの ドライブとシュノーケルには、潮の干満をしっかりチェックして出掛けたものでした。

 あのイチャンダビーチは どうぞ数年前のままでありますように!



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    Excerpt:  毎週のように、シュノーケルを楽しみに出掛けたときもありましたが、今まで サンゴのことを 気に止めたことがありませんでした。  沖縄県立博物館で開催中の 「目からウロコの大生き物展」 では、.. Weblog: 沖縄~ パライバブルーな季節風 racked: 2013-08-28 23:02
  • 沖縄県立博物館のちょっとだけ深い話!

    Excerpt:    沖縄県立博物館 常設展示室 の エントランス。 Weblog: 沖縄~ パライバブルーな季節風 racked: 2016-05-07 16:39
  • 変わらないね、、大度海岸

    Excerpt:  「 ひめゆりの塔 」 を過ぎて、米須の信号機と ファミリーマートを過ぎたら すぐ、、 右手の ≪ 大度海岸 ≫ と、以前はなかった ≪ ジョン万ビーチ ≫ の 表示が差す 脇道を道なりに、、 .. Weblog: 沖縄~ パライバブルーな季節風 racked: 2016-10-14 17:22