知念グスクの城跡で・・


 「カフェくるくま」 の お庭の横の坂道を テクテクテク、、  しばらく下ります。
 坂道から、更に 脇に延びる 細い坂を下りますと、現れるのは 「知念城(グスク)」  城跡です。
 周囲ぐるりと、鬱蒼とした杜が グスクを取り囲んで、まるで 覆い隠しているかのよう・・・


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 本島南東部に位置する 南城市には、沖縄の歴史上 「グスク時代」 と 括られる 古代のグスク跡が 多く点在します。



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 修復や復元の工事が なされているところもありますが、崩れかけた石積みに いにしえの戦国の世、領地を守るために戦い続けたであろう 「兵どもが夢の跡」 をみるようです。



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 このグスクには 「ノロの屋敷跡」 の遺構が残されていました。

 「ノロ」 とは神女 のこと、 首里王府が任命する 公的に認められた霊的能力者のことです。
 琉球の時代、王国を 精神面から支え 護る 神女制度が存在しました。



 知念グスクは、創世神アマミキヨ が国造りのために 「斎場御嶽」 とともに 三番目に創った御嶽と伝えられています。

 古歌謡集 『おもろさうし』 には 〈ちゑねんもりぐすく〉 と謡われています。


 又、神女組織の最高位 「聞得大君(きこえおおぎみ)」 が、琉球の神話に基く聖地を巡拝する 「東御廻り(あがりうまーい)」 にも含まれています。


 琉球王国を 信仰面から 長く支えてきたグスクのようです。



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 知念グスクは 国指定の史跡ではありますが、訪れる人も少なく、この深い緑に囲まれた古城に ひとりポツンと とり残されていると ちょっとゾクゾクしてきます。


 連れ合いは、写真を撮る私を放っておいて どっかへ行ってしまいました。


 後で聞いたら 「知念按司(あじ) の墓」 を見てきたって!
 急な坂で ちょっと遠かったけど 崖を利用して造られた すごい見応えのある墓だったって!

 この城と地域を支配してきた 領主のお墓です。


 連れていけよっ!!



 時間の都合で 私は断念!




 知念グスクは現在 修復の真っ最中、フェンスが張られ すべてを見学することは出来ませんでした。

 数年前に訪れたときは 「久高島拝所」 を見ることができました、 その画像


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 知念グスクからも 久高島を仰ぎ見るのです、、  やっぱり 久高島、、


 参考: 『沖縄 琉球王国ぶらぶらぁ散歩』 おおき・ゆうこう/田名真之 著 

この記事へのコメント

あい
2014年01月10日 07:34
南城市、私も好きです。
誰かと行ったときより、一人で行った日のことを
よく覚えています。
ぞくぞく、と言う表現はぴったりかも。
五感フル回転って感じ。

神聖な場所を訪れる時には、
おじゃまします、の気持ちを持ちなさいと
教えてもらいました。
これからも大切にしたい感覚です。
次の旅行は南城市巡りにします!
kinoko
2014年01月11日 15:47
中城城跡、首里城も
最高に素晴らしいですが
こちら知念もいいですね。
ぜひ行ってみたいです^ - ^
2014年01月11日 22:18
あいさん
南城市はほんとに神秘的でミステリアスな場所が多いんですね、思いがけず御嶽に行きあたってしまうことも何度かありました。
確かに、おじゃまします の謙虚な気持ちを持って訪れたいですね。
2014年01月11日 22:36
kinokoさん
首里城のような大きなグスクは、整備が行き届いて人も多くて、場合によっては流されるように見てしまうのですが、ひと気の少ないグスクに足を踏み入れる というのは味わい深いものでした。

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