キング オブ 城跡 「中城 」


 城跡に一歩足を踏み入れれば、誰でも 「うわぁ~」 と 感嘆の声を上げるのでは・・
 標高160m、180度パノラマの空の下、美しいアーチを描く相方積みの石積みは、それだけで 大きな存在感をたたえています。


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 沖縄の数あるグスクの中で この中城(なかぐすく)が 私の №1です。

 太平洋と東シナ海を見下ろす立地も、古琉球の時代の石積みの美しさと趣きも、戦禍を免れ ほぼ 築城当時の姿を残す数少ないグスクである という点からも、、




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   二の郭から 一の郭へ




 そして琉球史上、最も有名な説話に登場する 護佐丸 が、この中城の城主でした。

 読谷(よみたん)村、 座喜味城主だった 護佐丸 (ごさまる) は、台頭してきた 勝連城主 阿麻和利 (あまわり) を牽制する目的で、1440年、時の国王で 娘婿でもある 尚泰久王 から 中城を譲られた と伝わっています。


 6つの郭から成る 中城の北の郭、三の郭は護佐丸によって拡張され、現在に見る姿が完成されたと云われています。





 かの黒船、ペリー一行は琉球に立ち寄った際、各地を視察・測量していますが、中城での測量の様子が随行画家によって描かれています。


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 城跡に入り いちばん最初に出合う美しい 三の郭 の外郭、この外郭に繋がる裏門は、ペリー一行がエジプト式と評し、グスクの石積みを賞賛したとの記録が残されています。



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 城跡では 大掛かりな発掘調査と 復元作業が行われていました。
 戦禍を免れたグスクであれば、600年も前の 昔の姿がまだまだ眠っているのかもしれないですね、、




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     久高島に向かう拝所



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     首里城に向かう拝所



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     順路の最後に現れる こちらが正門




 復元建物もない 石積みだけの城跡ですが、 それだけに この城が刻んできた時を感じるには これ以上ない空間です。

 つわぶきの花が あちこちで この城跡に 優しさと色を添えていました。
 桜も ほころび始めていました。



この記事へのコメント

2014年01月19日 09:40
11月に僕も中城に行ってきましたよ。勝連もそうですけど、中城も天空の城みたいな感じですね。
でも、
あのホテル跡が無性に気になりました…(笑)
kinoko
2014年01月19日 13:53
中城城跡
初めての経験でしたが
本当に素晴らしい所だと思います。
静かな雰囲気の中に歴史を感じる
重厚なたたずまい、そして眼下に
広がる美しい海、ツワブキの花に
小鳥たちの鳴き声、ここだけ時間が
止まっているようでした。
2014年01月20日 21:48
桜井夏風さん
あのホテル跡・・ たまに心霊スポットとしても名前が上がるあのホテル跡ですよね(笑)海洋博に便乗して建設したものの資金難でストップして それきりと聞きましたが、世界遺産に隣接というのも 見た目も厳しいですよね・・
夏風さんの「中城」を楽しみに待っています。
2014年01月20日 21:55
kinokoさん
中城は石積みの迫力と魅力がいっぱいのグスクですね・・
確かに、城を取り囲む周りの自然と一体化して、存在が素晴らしい城だと思いました。

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