見守るね


 ご近所猫のキューちゃんの姿が見えないなと 気になっていました。 フードをあげる人も 「 いちばん食いしん坊なのに 」 と 気にかけていました。
 次の日、元気に飛び回るキューちゃんの耳は きれいな桜の花びらになっていました。

 捨てられたのか、生まれて1ヶ月ほどで ご近所に迷い込んだキューちゃん。
 ご近所住人や 散歩の皆さんの見守りの中で 元気に育っていきました。


 子猫は可愛いものですが、外の環境は子猫には過酷すぎます。 殺処分される猫の多くが 子猫と聞きます。  公的施設でも育てきれない、面倒見切れないのです。

 そんな中で キューちゃんは、手術が出来るほどまで 外で たくましく育ちました。


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 一昨年から 浦添市は 「 公益財団法人どうぶつ基金 」 の協力のもと、 外の猫に手術を施し、術後は元の地域に戻して 猫の繁殖を防ぐ 「 TNR活動 」 を実施してくれています。


 外を走り回る猫を 苦手に思う方も当然います。 地域それぞれに 表立っていなくても 多くの問題を抱えているでしょう。


 TNR活動が全国的に広がって、沖縄でもここ数年で広がりを見せて、メディアで取り上げられたり、市の環境課で広報されることも増えてきました。

 市を挙げてTNR活動を支えていることは、外猫に対する意識も 対応も 昔と変わってきていることを さらに広く知っていただく近道になります。



 外猫にフードをあげる方は、ただ猫好きだから というわけではありません。 厳しい環境にいる外猫など 一匹も見たくないというのが本音です。

 可哀そうな外猫は、出来ることなら 誰かが保護して飼ってくれることを願いながら、 一代限りの命を なんとか全うさせてあげたいという気持ちだけで 世話をしています。

 誰かがフードを与えないと、ゴミ箱をあさるなど 一昔前と変わらない野良猫の姿に また戻っていってしまいます。

 地域で見守られてこそ 外猫は命を全うできます。 短い命です。
 猫が のどかに あくびをする様子に 平安を感じる地域であればと 思います。

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